「頭をのせない抱き枕」改め 「まるでクッションみたいな授乳クッション」を作りたい

頭を乗せない抱き枕としてスタートしたこの企画でしたが、大きく舵を切ることとなりました。結論から言うと、企画テーマが変わりました!経緯をここに残します。

抱き枕としての機能に振りすぎたことで「かわいくない」と一刀両断されたことから再考し、いくつかの案が上がってきました。

しかし、案を練るうちに問題となってきたのはサイズと素材。

サイズに関しては、頭を乗せない抱き枕は単純にコンパクトに可愛くなることを予想していましたが、赤ちゃんや妊婦さんに寄り添う要素を保つにはある程度の大きさが必要だと感じました。可愛い形が候補に上がってきているのですが、ゆったりと身を預けてもらうための幅をとるにはサイズが大きくなり、大きくなると可愛さからまた一歩遠のくといった具合。

そして抱き枕に適した素材となるとどうしても選択が限られてきてしまいます。

単純に小さくてシンプルな抱き枕なら市場に出回っているわけで、やはりサンデシカリボンでやるべきは今までになかった赤ちゃんや妊婦さんのための開発です。

形を生かしたテーマに

現在案にある形についてお披露目はまだできないのですが、なだらかな曲線がどこにでもフィットしやすい形になりました。抱き枕としてのサイズから小さくしても授乳クッションやシムスの体位をとるときにお腹の下をサポートしたり、足に挟むことで骨盤周りの負担を減らしたり、ちょっとしたうたた寝のおともにも良さそう。妊婦さんや赤ちゃんと相性の良さそうな形なので今回はこの形をぜひ生かしたい!

クッションのような存在を目指して

「かわいくない」と却下されたとき「まるでクッションのようにリビングの真ん中にあっても生活感を出しすぎないアイテムにしたいね」と話していたんです。

「頭を乗せない抱き枕」からはじまりましたが、今回は思い切って「まるでクッションみたいな授乳クッション」へとテーマを進化させることとなりました。サンデシカリボン、普通の企画と違ってこういうときの判断が柔軟です。

インテリア性にも重視した、クッションのような愛らしさを目指して、厚み窪み素材など仕様を詰めていきます。良いものができるといいなぁ。楽しみです。