
頭をのせない抱き枕#2 好きな気持ち優先
スタッフのハルタです。
マイ枕を手放せない私発案のもとすすむ「頭をのせない抱き枕」。現在販売されている抱き枕から頭を乗せる場所を削ってコンパクトにするとこんな形?私なりに考えてリボンメンバーと話し合うことに。

あご下に当てて抱きついて上半身を安定させる。大きくなったお腹が重力で落ちると腰が辛いのでお腹下は薄めクッションでサポート。本体カーブのあたりを太腿ではさむと骨盤周りを楽に。
機能面では良さそうですよね。しかし評価はこう。
「かわいくないですね」
小さくなるから可愛くなるってわけではありませんでした。
奮闘の傍にはいつも抱き枕
体を支えることを考えて出した案でしたがこれでは機能性抱き枕の域を出ず、それ以上でも以下でもないなと。
私も抱き枕は妊娠中や出産後の授乳クッションとして使い倒してきました。その姿を思い出してみると…ベッドに横たわった抱き枕、リビングのソファに置かれた抱き枕、そして抱き枕と共に駆け抜けた妊娠育児歴戦の記憶たち…。もはや私には抱き枕とは奮闘の日々の象徴のような存在で、なんなら思い出すだけで母スイッチが入ってちょっと疲れが出てくる 笑
「かわいくない」という声をききハッとしました。母スイッチが入っている。可愛いかどうか考える余裕が無くなっている。
夜眠れない苦しさへの救いを求めて購入した抱き枕。もっと好きな要素で選べていたら妊娠や育児のワンシーンで母スイッチ以外のスイッチも押せていたかもしれないな。なんてifを思い描いてみたりして。
我に返らせてくれるキーアイテム
子供が生まれてからどんどん増えていく物には丁寧に「好き」を追えなくなることが多くなります。抱き枕だけじゃなく、出産を控える妊婦さんに少し先をいく者として僭越ながらアドバイスさせていただくとすれば、「好き」は追えるときに追っておくといいよということ。好きで選んだものってちょっとしんどくなったとき気持ちを切り替えるキーアイテムになったりするじゃないですか。
今回の頭をのせない抱き枕も母という役割だけに選択権を譲らず、好きっていう気持ちも感じながら選んでほしい。ベッドにあってもソファーにあってもGOODな存在であって欲しいです。
妊婦さんが使いやすいことも大切ですが、インテリアとしての可愛げを忘れない。今そんな感じで進んでいます。
WEBデザイナーです。趣味は果物に貼ってあるシール集めとインコ動画観賞。きゅうりとメロンが苦手ですが、なんとか二児の母をしています。子が眩しくて、どうにかなっちまいそうです。